トライアル7 その8

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よりそう女子大生と、冬服姿の女子高生。
むつまじい姉妹にみえて、その実、全身をメスの匂いで立ちこめさせる。
ひくつく裸身で、一歩ごとにイキながら、容赦なくリードを曳かれ歩かされていく。
平日午後のサンシャインシティ。
オフィスフロアへ通じる1Fエントランスには首都高速が影を落とし、ビジネスマン
が行きかう。そんな場所の中心で、みっちり縛めを課され、自力では抜けだすことも
叶わないのだから。
下腹部がいやらしくうねり、ドロドロに粘り、たぎりだす。
さりげなく人波にとけこもうと必死に身じろぐ、あさましき奴隷志願の道行だ。
先ほどまでのトライアルとは違う。不測の事態にそなえる運営も、見守るメンバーも
ここにはいない。
ご主人さまと私だけ。甘い誘惑にとろける背徳的な、2人きりのプライベートな露出
プレイだ。
ニアが私の女王様で。
私が、ニアのかけがえないパートナーで。
おたがいがお互いを縛りあう。愛しあう。同性同士でしか成しえない被虐の深みへと。

――きっとそれが、私たちの性で、業なのだ。
――エスケープアーティストという名の。一般的な意味ではなく。
――自身を追いこむスリルに酔ってしまう、セルフボンデージマニアとでもいうべき。



(つづく)



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